穴撃ち新世代 Generation4(Gen4) Vol.10

*以下 2017/04/26に旧ブログ(アメブロ)にて投稿した内容を引っ越しました

時代は、すでにGen4からGen5へと着々と進んでおります

前回から随分とご無沙汰しておりますので少しおさらい…

8フィート台へと超ロング(ボートとしては)化したGen4だったが、当たり前といっては当たり前なのだがボート用に特化した超ロングロッドは、存在しない

当然ながら使用するロッドは、ショアシーバス用に作られたロッドを流用するしかない

私自身も最初に試したのは、シマノのショアシーバス用8’6”のベイトロッドだった

これまでにも書いてきたが当初は、穴撃ち用として使い始めたわけではなかったのでそれでよかったのだが…

ひょんなことから穴撃ちで使うこととなりそれが思っていた以上に扱いやすいことに驚いた

それからというものもっぱら穴撃ちは、超ロングロッドがメインになってしまった

それがGen4の始まりだった…

しかし、やりこんでいくうちに何か物足りない思いが頭の中をかすめるようになってきた

それが時間を追うごとに明確なビジョンとして頭の中に完成してきたのだ

そうなると人間の欲は、とどまることを知らない

日を追うごとに頭の中のビジョンを具体化したい欲求にかられることとなる

そこでふと思い出したのがGen2からGen3へと進化したきっかけだった「G・Loomis」ブランク

あのイメージでGen4を進化させることは、出来ないだろうか?

そこで白羽の矢を当てたのは、G・Loomisの創始者ゲーリー・ルーミス率いる現代のG・Loomisともいえる「ノース・フォーク・コンポジット」のブランクである
*そこにたどり着いたきっかけは、前回参照

ノース・フォーク・コンポジットのブランクもG・Loomis同様にカーボン素材のみで作り上げるブランクにもかかわらずカーボン素材そのものやブランクの厚さとテーパーデザインで絶妙にコントロールされる曲がりとパワーは、マジックともいうべきブランクだ

当然カーボンのみで作られるブランクは、軽量に仕上げることができ、その軽さからは、想像できないパワーが存在する

しかしながらパワーがあるからと言って「ガチガチ」なロッドでも無く、むしろちょっと柔らかいんじゃない?って感じるほどしなやかに仕上げることもテーパーデザインと厚さのコントロールで可能なのだ

ただ困ったことにこの厚さとテーパーデザインの組み合わせは、ある意味無限大

この無限大の組み合わせの中から奇跡の1本を探さなければならない

だがそれは、20年以上に渡り様々なロッドをボートで使用し数社に渡りボートシーバス用ロッドをプロデュースしたりオリジナルロッドを作成してきた経験がある

その20年の集大成としてその奇跡の1本を探し出す

それがGen5完成へとつながる…

次回からは、「穴撃ち新世代 Generation4」改め「穴撃ち新世代 Generation5」へと新章スタートです!

穴撃ち新世代 Generation4(Gen4) Vol.9

*以下 2017/09/22に旧ブログ(アメブロ)にて投稿した内容を引っ越しました

穴撃ち新世代もついにGen4.5に突入し

Gen5が完成しつつある

この先からは、いまだ未完のGen5までの過程をお伝えしていこう…

 

Gen4からの進化でまず思いついたのは、テーパーデザイン

Gen2からGen3への進化と同様にスロー気味なGen4ロッドをファーストテーパーにしたらもっと凄いことになるんじゃないか?

そんな疑問から何とかして試してみたくなった

 

試すとは、言うもののそう簡単にブランク新設計とは、いかない…

何しろお金が大量にかかる

まずは、既製品のブランクの中から丁度良さそうな物をセレクトするところから始める

膨大なブランクメーカーの更に莫大な種類のブランクから1本をみつけなければならない

と、ある偶然から1つのブランクメーカー代理店と10数年ぶりに再開

そのブランクメーカーとは、もともと私もお気に入りだったアメリカンブランクメーカーのG・Loomisの血脈を受け継ぐノースフォークコンポジットだった

シーバスしかやらないアングラーには、あまり馴染みはないかもしれないが、それなりのバスアングラーならよく知ったブランドだ

特徴は、とにかく強靭でハイパワー

それでいて軽量ときている

良くも悪くもアメリカンバスロッドである

なぜにアメリカンブランクがお気に入りなのかというと…

ボートシーバスに超ベストマッチだからだ

既存のバスロッドの中にも琵琶湖の巻物の釣りに適したアイテムは、アメリカンブランド物が多く存在している

そしてこの琵琶湖の巻物の釣りに適したロッドは、シーバスにも適していることが多い

このことからもアメリカンブランクは、シーバスによく合うのことがよく分かる

話が横道にそれてしまったがそういった経緯でノースフォークコンポジットのブランクから探すこととなった…

次回は、試作へと続く

穴撃ち新世代 Generation4(Gen4) Vol.8

*以下 2017/09/12に旧ブログ(アメブロ)にて投稿した内容を引っ越しました

いよいよ終わりが見えてきた「穴撃ち新世代 Generation4(Gen4)」

今回は、「穴撃ち新世代 Generation4(Gen4) Vol.8」

Gen4の更なる進化

究極へと進化したGen4ではあるが

慣れてくるにしたがい「もっと何かできるんじゃないか?」と探求心がモヤモヤとわいてくる

何か

とは、いったい何だろう?

半年以上Gen4ロッドで穴撃ちにとどまらず、ロングキャストの探求や汎用性等をいつも頭に入れながら使い込んだ

結果

Gen2時代からGen3に進化したと同じ進化をGen4でしたらどうなるのか?

どういうことかと穴撃ちロッドの進化の歴史を振り返ると…

Gen1:サイドハンドやバックハンド多用の極端に短いロッド

Gen2:フリップキャストへと進化し良く曲がる弱めの6ft台のスローテーパーへと変化

Gen3:フリップからプレスキャストへと進化に対応するため少し強めのファーストテーパーになり7ft台へと少しロング化

Gen4:強くてもよく曲がるようにスローテーパーで8ft台へとロング化しフリップからプレスまで幅広く対応

よく見るとGen4ロッドは、Gen3ではなくGen2ロッドの進化バージョンということが分かる

なのでGen4ロッドへと移行したらGen3ロッドは、不要なのか?

というとそうでもない

Gen3ロッドにはショートディスタンスでの穴撃ちや細かいロッドアクションが必要になる釣りには、あると非常に便利

であるならGen3ロッドを進化させたら???

Gen3+Gen4

両方のメリット併せ持ちのロッドは、出来ないのだろうか?

それが今開発中のGen4.5ロッドだ

簡単に言えば、7ft台だったGen3ロッドをさらにロング化し8ft台へと

Gen1

Gen2→Gen4

Gen3→Gen4.5(開発中)

といった具合だ

ただ8ft台のファーストテーパーでシーバスルアーウエイトに適した既製品は、ほぼこの世に存在しない

ならば作るしかない

ということで、今年7月から少しずつ進めてきた

これが完成すればGen5の完成だ

実は、この連載の2回目と3回目の間が空いてしまった理由は、ここにあった

連載開始当初からあったモヤモヤが連載中にあることがふと持ち上がりこのGen5へと進化するかもしれないアイディアが思い浮かんだのだ

現在開発中のGen4.5(完成したらGen5)ロッド

次回からは、この開発過程から今に至るまでをお知らせしていこう

Gen5完成なるか?

穴撃ち新世代 Generation4(Gen4) Vol.7

*以下 2017/09/07に旧ブログ(アメブロ)にて投稿した内容を引っ越しました

穴撃ち新世代 Generation4(Gen4) Vol.7

Gen4でロングロッドになって飛距離だけでない驚きの事実とは??

それは

穴撃ちが簡単になったのだ!
*ここ重要

では、なぜ簡単になったのだろうか?

これには、偶然ともいえるかもしれないが従来の陸っぱりロッド(特にベイトモデル)は、全体的にスロー気味なテーパーのロッドが多い

そうGen2時代のロッドを思い出してみてほしい

6ft台のスロー~レギュラーテーパーだった

この時代のロッドは、飛距離が出ない代わりに比較的キャストしやすいロッドだった
*今でも穴撃ち初心者には、こ頃のロッドに近いロッドが練習にはお勧めだ

本来(特にベイトロッド)は、ファーストテーパーよりも少し柔らかめでスローに近いテーパーのほうがロッドにルアーの重さを乗せやすい(ロッドを曲げやすい)のでキャストしやすいのだ

だがこれでは、ロッドのパワー不足で飛距離の限界が低いところで止まってしまう

飛距離不足を補うために単純にロッドのパワーをアップさせてしまうとキャストしにくくなる

これを解決するためにGen3時代は、ロッドのパワーを数段上げて少し長くし(7ft台)ファーストテーパーに変化しキャストスタイルも変化した

このことでこの時代のロッドは、飛距離を出すことができる代わりにGen2時代よりも高いスキルが要求されるようになったため難易度があがってしまった

ところが

Gen2時代のキャストしやすさでGen3時代の飛距離を実現する方程式があったのだ

それは…

強くてスローなテーパーのロッドを長くしちゃうこと

こうすることで曲がらなかったはずの強くてスローテーパーで短いロッドをそのまま極端に長くしちゃうとテコの原理で同じ強さのロッドが簡単に曲がっちゃうようになるのだ

例えば爪楊枝で考えれば分かりやすいんじゃないかな

一般的な爪楊枝のをそのままの長さで端と端をつかんで曲げれば簡単に折れるまで曲げることができるよね

でも半分の長さに(短く)してから同じことをしようとすると半分になる前と同じ硬さなはずなのに途端に折るのが大変になるよね

ロッドもそれと同じ

爪楊枝の端と端がロッドだとグリップと竿先にぶら下がったルアーだと思ってもらえばいい

元々「簡単に曲げられるロッド」=「簡単にキャストできるロッド」なのだから簡単に飛距離が出せちゃうことになる

厳密にいえば、もっと色々な要素や要因があるのだが概ねそんなところだろう

これがGen4になって穴撃ちが簡単になった理由だ

しかもGen2時代のロッドでは、パワー不足で対応しきれなかったプレスキャスト(元々このキャストに対応させるためにGen3ロッドが出来た)がスローテーパーのロッドにもかかわらずパワーが増したことで十分対応可能となった

このことからGen4ロッドは、フリップキャストでもそこそこ飛距離を出せるようになっただけでなくプレスキャストで更なる飛距離アップを果たせるようになった

こうして穴撃ちもGeneration4まで進化しいよいよ完成に達したか?

と思えたが

いやいや人間の欲は、そんなもんでまだまだ満足できない?

ここまで来たらとことん行っちゃおうってことで更なる進化を目指して研究中

ここから何を進化させるのか?

いよいよ「穴撃ち新世代 Generation4(Gen4)」も終わりが見えてきた

 

次回は、Gen4の更なる進化について…

もう少しで終わるからあとちょっとだけ変人に付き合ってね!

穴撃ち新世代 Generation4(Gen4) Vol.6

*以下 2017/09/06に旧ブログ(アメブロ)にて投稿した内容を引っ越しました

穴撃ち新世代 Generation4(Gen4) Vol.6

前回は、話が大分脱線したので今回からが実質Gen4スタートかな?

 

ひょんなことから手に入れたロングロッド

これまた狙ってないタイミングでの穴撃ち

この2つが重なって思いがけず8ft6inで穴撃ちをすることとなった

 

最初は、「やりにくいけど何とかなるだろうな~」程度にキャスト開始

開始直後こそ違和感があったが

ものの10分もしないうちに悪い意味ではなく良い意味で違和感に変わってきた

その違和感とは?

「思ったよりキャストしやすい」どころか、むしろ「今までよりこっちのほうがキャストしやすい」だった

この日を境に穴を撃つのがこのロングロッドがメインになった

もちろん本来の目的は、バイブレーションをロングキャストしバレにくいようにとどうにゅうしたのでバイブレーションのロングキャストと穴撃ちの両方でロングロッドの使用がメインになった

昨年秋から今年の春、そして今現在に至るまで最初に手に入れたロッドのほかにもパワー違いやテーパー違いなど数本試しながら気づいたことが…

単純にロングキャストしやすいロッドは、穴でもロングキャストしやすいということ!

では、なぜ今まで気づかなかったのか?

私も含めてだが、8ft越えのロッドで真剣に穴撃ちしようと考えたアングラーがいただろうか?

そんな変わり者そうそういないよね

でも、よく考えてみれば当たり前なんだよね

ロングキャストも穴撃ちもそのメカニズムは、同じなんだから求められるスペックも同じになるはず

灯台下暗しっていうのかな~

 

と、ここまで聞いても俄かには信じられないと思う

がしかし事実なのだ

Gen3時代のロッドでもそれまでに比べ格段に穴での飛距離は、伸びたのだが

Gen4では、さらに穴での飛距離が伸びた

伸びただけではなく、もっと驚くべきは…

と、今日はここまで

 

次回は、その驚くべき事実とは?

お楽しみに~ (^_^)/~

穴撃ち新世代 Generation4(Gen4) Vol.5

*以下 2017/09/05に旧ブログ(アメブロ)にて投稿した内容を引っ越しました

穴撃ち新世代 Generation4(Gen4) Vol.5

さて、今回からいよいよ第4世代Generation4に突入だ

前回までに第3世代でキャスティング技術とそれに伴うロッドが大きく進化した話をした

ここまでで一旦穴撃ちは、完結したかのように見えた…

 

しかし、あることから第4世代へと進化するきっかけがあった

そのきっかけとは?

少し話は、脱線するがそのきっかけにつて少し触れてみたいと思う

 

話は、昨年2016年の夏のことである

現在も参戦中のボートによるシーバスのトーナメント「B.S.T」の2016年シーズンに参戦中のこと

第5戦(7/26開催)参戦時にそれ以前のトーナメント(T.S.C.等)参戦中をふくめ10年以上なかったリミット割れ(リミットメイクできなかったこと)を経験した

その日の大会は、とても好調とは言えないコンディションの中での大会だった

しかし、私にとって7月という夏場は、どちらかというと得意な時期であった

当日も狙い通りの魚が狙い通りにヒットし続けていたにも関わらず70UPのキッカーフィッシュを含めことごとくバラシた・・・

結果1本のみのウエインで当然順位もほぼ最下位

本気で凹んだ…(シーバス釣りやめようかと真剣に思ったほど)

続く第6戦(最終戦)までに何とかしないと真剣に悩んだ

最終戦は9月ということもあり

おそらくバイブレーション戦となることが予想される

これまで以上にバラシ対策が必要になりそうな大会になること必至

そこで悩んだ結果

若いころならいざ知らず、この歳(当時45歳)にもなって1か月やそこいらでスキルアップできるわけもなく

出た答えは?

 

道具に頼ろう!

 

って安直な…

でも正直これが一番手っ取り早く確実

 

そこから急遽Newタックルセレクト開始

具体的には、バイブレーション戦に合わせて飛距離&バラシ防止から

「長め(8ft以上)のベイトロッド」

長めのロッドといえば陸っぱりロッド

各社の陸っぱりロッドをネットで調べまくった

正直現物をチェックできないのでカタログスペックから色々判断し

数社、数本の候補の中から1本選びAmazonでポチッ

選んだロッドは、8ft6inのベイトロッド

このロッド手に入れ1か月使い込んだ結果は

予想通りになった最終戦はバイブレーション戦となり効果抜群!

前回の汚名返上で優勝となった…

 

と全く関係ない話が長くなってしまったが

そんなこんなで手に入れたロングロッド

とあるガイド中にその日は、予定になかった穴撃ちを急遽やることとなった

しかしその日持っていたベイトロッドは、その8ft6inのみだった

でもまあ、やりにくいけど何とかなるでしょ!

ってそのロッドで穴撃ち開始したところ

 

驚愕の事態が!!!

 

関係ない話で随分長くなったので今日は、この辺で…

なんか安っぽいドラマの終わり方みたいですいません_(._.)_

穴撃ち新世代 Generation4(Gen4) Vol.4

*以下 2017/09/02に旧ブログ(アメブロ)にて投稿した内容を引っ越しました

今日は、穴撃ち新世代 Generation4(Gen4) Vol.4

 

Vol.4は、前回からの続きで「第3世代の重要な変化」

第3世代に入り、ロッドが変化したので前回書いた通りだが

実際には、ロッドが変化する過程でその前段階としてキャストそのものが変化していたのだ

第2世代までのロッドでより奥までキャストを目指していく過程でフリップキャストからNeoフリップともいうべきプレスキャストへと変化した

*プレスキャストに関してはこちらにさらっと紹介あり…
詳細に関しては、Realに乗船された方の特典ですからブログでは書きません!
どうしても知りたい方は、Realに乗船してください!(^^)!

 

順を追って説明すると

第1世代のサイドハンドやバックハンドから安全性や正確性を求め第2世代になりフリップキャストへ

第2世代のフリップキャストから安全性や正確性をそのままに更なる飛距離を求めプレスキャストへと変化した

このプレスキャストに変化していく過程でロッドのパワーが足りなくなっていく

こうして第3世代のロッドへと進化していくことになる

どの世代のロッドもまずは、キャスト方法ありきでそれに適応したロッドへと進化していくことがわかる

RealオリジナルロッドもJJC-Tシリーズもこのプレスキャスト対応モデルであって、フリップキャスト対応モデルではないということだ

JJC-Tシリーズで上手にキャストが出来ないっていうアングラーは、使用方法を間違っている可能性が非常に高い

JJC-Tシリーズで純粋にフリップキャストをしようとすると確かに難しいはずだ

もうそろそろフリップキャストは、卒業したほうが良いのでは?

 

結論としてここまでくると

「本当の穴撃ちするならフリップキャストは捨てろということになる

とても極端(乱暴)な話かもしれないが、フリップキャストに頼っているうちは、本当の穴撃ちとは到底言い難い

強いて言うなら「穴撃ちっぽいもの」でしかない

*もちろん十分なフリップキャストが完成していればそれなりに穴撃ちにはなるが、あくまでプレスキャストへと進化した第3世代と比べればの話

第1世代と第2世代の差に比べれば第2世代と第3世代にはそのくらいの差がある

私自身の技量での話だが、現時点(第4世代)が100%の完成度と仮定すると第1世代が10%、第2世代が30%、第3世代が80%といった感じの開きがある

さて、ここでほぼ完成の域に到達した感のある第3世代だが

人間の欲は、果てることはない

更なる奥へ、更なる正確性をと

それに伴い穴撃ち以外の釣り方をもステージアップさせるべくタックルやそのタックルの使い方の進化へとつながっていく

そこでひょんなことから穴撃ちも第4世代へと突入していくことになる

いよいよ次回は、第4世代へ…

*何度も言いますがこの記事は、変人の戯言です
頭のおかしな奴がくだらないこと言ってるくらいに読んでほしいので、意見や反論一切無用です

もちろん一切信用しなくて結構です(^^♪

穴撃ち新世代 Generation4(Gen4) Vol.3

*以下 2017/08/15に旧ブログ(アメブロ)にて投稿した内容を引っ越しました

穴撃ち新世代 Generation4

Vol.3は、穴撃ちの歴史…第3世代(Gen3)です

第3世代になり第2世代より更なるパワーが要求されることとなったロッドだが

その時代、それに適応したロッドは存在せず私は、どうしたか?

オリジナルロッドという暴挙に出た…

飛距離が要求されるようになると、どうしてもモアパワーになる

しかし、そのモアパワーを扱えるようにテーパーもファーストテーパー化し、しかもロング化してくる

具体的に作っていたロッドは↓

ベイトロッドは、68C、69C、70C、72Cの4アイテム

スピニングは、611S、72Sの2アイテム

ベイトの68Cおよび69Cに関しては、ショートグリップだったため実際の有効長は、通常の7~72程度の長さが確保されていた

今現在でもティムコJJC-Tシリーズを除けば異例の長さである

これを15年前に作っていたのだからまあ世の中には、全く理解されなかった…

では、なぜロング化していくこととなるか?

実際に長くする前提で作っているのではなく

強いファーストテーパーをきっちり曲げやすくするために長くなってしまった

というのが正しい理由

短くて強いロッドが曲がりにくいのは、釣りをそこそこ経験しているアングラーならすぐに想像できるだろう

その曲がりにくいロッドの調子と強さをそのままでロング化すればするほど曲がりやすくなることも想像に容易いはずだ

ということで第3世代のロッドは

7フィート前後のファーストテーパーへと進化した

そして、このオリジナルロッドを市販化しようと出来たのが

ティムコJJC-Tシリーズ

ただ、初期のころはオリジナルが正直あまりにも世間に受け入れられないスペックだったため少し一般向けにするために6フィート台中盤~後半のスペックとなった

しかし、これがJJC-Tシリーズが難しい(より上級者向け)ロッドとなってしまった

当初のシリーズのほうがアイテム数が多かったのも難しいロッドを使いやすくするためにルアーに応じて細分化する必要があったためだ

シリーズも後期モデルになるころには、ロングロッドも世に浸透しつつあり7フィート台へと進化した

こうすることで1本1本がより多くのルアー(ウエイト)に対応することができるようになりアイテム数を減らすことができた

さらに扱いやすさも格段にアップすることとなり中級者以上であれば扱いきれるようになったのでは?

もちろん上級者にとっても全くと言ってよいほど不満はない

こうして第3世代に入り第2世代から大きくロッドが変化したが

ここで実は、ロッド以上に重要な変化があったのだ

第3世代の最も重要な変化が・・・

 

次回は、この重要な変化についてを語るとしよう

穴撃ち新世代 Generation4(Gen4) Vol.2

*以下 2017/04/26に旧ブログ(アメブロ)にて投稿した内容を引っ越しました

Vol.2は、穴撃ちの歴史…第2世代 です

前回、第一世代は、ショートロッドを使ったサイドハンドということでした

ところが、このキャストには問題が多く時代は、フリップキャストへと変化していくのが

第2世代(Gen2)

今から15~16年ほど前(あくまで私自身の話です。世の中一般的とは相当のズレがあります)ショートロッドから再びロッドがロングレングス化していき5フィート台から6フィート台へと変化

もともとボートシーバスには、6フィート台のバスロッドが流用されていたのでもとに戻った感じかな

しかし、その中でもフリップキャストに適したテーパーやパワーといったように以前から使われていたあいまいなロッドというより、より明確なロッド選定が重要になってきた

この第2世代という時代は、ある意味ロッド選定からキャスティング技術に渡る試行錯誤の連続だった

数多くのロッドを試し、試しながらキャストが進化し進化に合わせロッドが変化する…

延々とその繰り返し

当然のことながら当時は、キャストを教えてくれる人も今のように簡単にネットで動画なんていうこともなく完全独学の時代だった

ある程度基礎ともいえるキャストが完成しつつあったのもこの時代だ

穴撃ちで柱1~2本目中心に狙っていた時代から、徐々に2~3本目へと奥へ奥への時代に変化していく

その変化の過程でロッドに対する要求も「モアパワー」になっていく

しかしながらその要求に対応できるロッドが既製品に存在しないことにも気づくこととなった

そこで時代は、Gen3へと変化していく

 

で、ここで気づくことは?

実は、私的には15年前の話をしているが一般的なボートシーバスの現状を見ているとようやくこのGen2時代のロッドやキャスト技術が話題になってきたところである

各社からこれに合わせたロッドが出始めているのも事実

最新で発売されているフリップ用のロッド(6フィート台のベイトタックル)

試しに振ってみると

「なつかし~」

15年前に記憶がよみがえってくる…

 

そうなんです

ボートシーバスを楽しんでいるアングラーの大多数が実は、ようやくGen2にたどり着いたところなんです

以前からRealに通ってくださっているアングラーやそのほか一部のアングラーは、すでにGen2を卒業しGen3に突入しているアングラーもいるのも事実ですがボートシーバス全体の人口からすれば1割にも満たないのでは?

*多くのガイド船で実践している穴撃ちは、このGen2ですがRealでレクチャーしている穴撃ちは、基本的にGen3です

このGen2の時代は、非常に重要でここできっちり基礎ができないとGen3、4へとその先には進めない

私自身もこの時代は長く5年ほどこの時代で試行錯誤した(10年ほど前まで私自身もこのGen2だった)

皆さんは、現在手本やその基礎を学ぶための最適な道具が用意されているので5年もかかる話では無いはずだ

いい時代だね~

 

さあ、いよいよ次回はGe3です

Gen2をマスターしているまたは、しつつあるアングラーは、ここからが本題ですよ

またいつ更新になるかわからないが、変人の戯言を待っていてください!

穴撃ち新世代 Generation4(Gen4) Vol.1

*以下 2017/04/10に旧ブログ(アメブロ)にて投稿した内容を引っ越しました

先日少しお伝えしていました「穴撃ちGen4」いよいよスタートします!

第1回は、穴撃ちの歴史…第1世代 です

前回穴撃ちには、大きく分けて3世代あるといった…

では、まずその3世代について説明していこう

*もちろんこれから書くすべては、Cap森田の独断であり、違うとの意見もあるかとは思いますがそこは、変人の戯言と流してください…

第1世代Gen1

今から17~8年前

穴撃ちという今でこそ当たり前のように行われているストラクチャー撃ちの1種が誕生した

そもそもこの時代シーバスゲームは、どちらかといえばナイトゲームが主流だった

穴撃ちというよりデイゲームでのミノーイングが確立されつつあった過渡期でもある

当時のタックルといえば、6~7フィートのバスロッド流用が主流でボートシーバス専用ロッドがほとんどない時代だった

そしてこの時代に穴撃ち専用ロッド第1世代(Gen1)が誕生

5フィート台の超ショートロッドだ

それと同時にボートシーバス専用ロッドも誕生した…

*懐かしのティファ・デイライトシリーズ(私も愛用してたロッド)やベイマチック(初代)シリーズ等

当時の穴撃ちキャスティングの主流は、この超ショートロッドを用いたサイドハンドやバックハンドといったキャストスタイルだった

とはいうものの、今現在もこのスタイルが中心なアングラーも多いのでは?

ただこのスタイルには、大きな問題がある

それは、アングラーの右や左側にロッドを振るスペースが大きく必要になる

2~3人が同時に乗船することの多いボートシーバスでは、これが大きな問題となる

具体的な問題は、他の乗船者をひっかけてしまったり、今立っている立ち位置から投げられない角度が出来たり、必要な飛距離が稼げない等々

当時(17~8年前)の穴撃ちは、今のそれと比べると比較的イージーでそんな状況でも十分に釣果が出ていたのも事実

*シーバスボートも今に比べれば非常に少なく穴撃ちを試みてるボートも非常に少なかったためシーバスもスレてなかったのかな~

しかし、そんなぬるい時代も永くは続かずにもう少し高度な攻め方が必要になってきた

それに伴い2~3人でも同時に不足なく安全に釣り(キャスト)ができることも必要になって来るのも時間の問題だった…

そこで時代は、穴撃ちの第2世代Gen2へと移行していくとこになっていく

 

次回は、第2世代Gen2について書いていこう

実は、このGen2がまさかの・・・・