ちょっとここらで1ポイントアドバイス バイブレーション編 Vol.3 実践編

今回は、実践編にいってみます!

と言いながら実際書き始めたらバイブレーションの釣りってものすごく繊細で多彩…

途中まで書いたのだが、これから先の実践編を事細かく説明しようと思ったら前回のタックル編の10倍以上の記事になってしまうことに気づいた(*_*)
*小冊子1冊できちゃうくらい…

なので今回は、ざっくりとだけにしていずれ機会を見て詳細書きますのでご勘弁_(._.)_

 

前置きはさておき実践編

バイブレーションの基本は、「投げて巻く」これに尽きる

では、なぜそんなに長い記事になってしまうのか?

これには、「投げて巻く」に「沈める」とバイブレーションの「振動」の違いが加わるからである

「沈める」の意味を考えただけでも単にレンジを探るためのカウントダウン(以下CD)もあれば、斜めに浮上させるためにCDすることもある

更にその多くは、その複合だ

しかもゆっくりの移動速度が良いときもあれば速いほうが良い場合もある

この無数にある組み合わせは、その時その場所で必ず適正が存在する

それをシュチュエーションごとや時期ごとに説明しなければならなくなってしまう…

想像しただけでもお分かりかと

 

なのでその細かいことは、ガイド中に説明することにします

今回は、一番肝心、要なことだけの紹介に留めます

では、何が肝心、要かというと前回までに書きましたが

「一定に巻く」こと

ただそれだけ?

ただそれだけなんです…

でもここで勘違いしないほしいのが「一定にリールを巻く」ことではない!

一定にルアーが移動するように巻く」ことだということ!!

更にいうと「釣れるブルブル感を常にキープしたまま(変化させないで)巻く」

どういうことかというと

バイブレーションの釣りは、比較的ロングキャストと沈めることが多い釣り

ロングキャスト=長い距離をルアーが移動することになる

長い距離を移動していれば着水直後から移動してくる間に潮の流れの変化があったり、ボートが流れていくことでルアーを引っ張る角度が変化していく

それらの変化でバイブレーションに加わる圧力が変化していく

その状況で一定のスピードでリールを巻いていると圧力が変化すると同時にバイブレーションの振動(ブルブル感)も変化してしまう

これブルブル感の変化が最大のNGポイント

変化する圧力に合わせてバリアブルにリールの巻きスピードを変化させてバイブレーションの振動(ブルブル感)を一定に保つことが重要

これは沈めた場合も同様で沈めた場合は、潮の流れの変化に加えて水深によって水温&水圧も変化してくる

この水温と水圧による振動(ブルブル感)の変化にも対応してリールを巻くスピードを変化させる

更にロングキャストしてガッツリ沈めた場合は、複合でもっと複雑に変化していくことになる

複雑に変化する状況をいかに正確に感じ取って調整できるかがバイブレーションの釣りの最大の肝だ

だが、ロングキャストや沈める=ラインがたくさん(距離が長く)水に浸かっている

水に浸かっている部分が長くなればなるほどラインそのものが潮の流れで流されたり水圧の影響を受けたりしバイブレーションの振動の変化がどんどん感じ取りにくい状況になっていく

そんな状況の中でも可能な限り正確に状況を把握するために前回紹介したタックル(*特に細いPE)が重要になってくる

もちろんたくさん実戦経験を積むことでアングラー側の感度もあげていかなければいくらタックルを揃えても微妙な変化は、感じ取ることは出来ない

正直、タックルを揃えたからと言ってすぐに実行できる(感じ取れる)ものでもない

どんなにアングラーの感度が上がってもタックルがしっかり揃ってないといつまで経っても感じ取ることが出来ない

これがあれば出来るではなく、これがないと出来ないなのだ

なのでまずは、きっちりとタックルを揃えることが先決

 

ここまで来て少し疑問が…

「釣れるブルブル感」ってなんだ?

そう

ここが一番難しいところ

「釣れるブルブル感」は、同じバイブレーションでも時期や場所によって変化する

でも必ずそのバイブレーションごとに一番基礎になる「釣れるブルブル感」が存在する

その基本より強めが良い時、弱めが良い時がある

その見極めは、その場で色々なブルブル感で試して魚からの反応で見つけるしか無い

それには、やはり経験が物を言う

だからこの釣りは、釣果の明暗が別れてしまうのだ…

ここで少しでも釣果を安定させるための秘訣は?

「ルアーをコロコロ変えない」こと

それなりの経験を積むまでは、実績のあるルアーを徹底的に使い込むことが重要!

ここで注意してほしいのが「実績のあるルアー」とは、自分自身の実績ではなくRealに乗船するならRealで実績のあるものであったり他の船に乗っているアングラーであれば乗ってる船(ガイド)の実績がある又はガイドのおすすめルアーを使うということ

そうすることでそのバイブレーションだったら「このブルブル感のときによく釣れる」といった感じを次第に体が覚えていく

こうなるとバイブレーションの釣りでの釣果が飛躍的に上がってくること間違いなし

しかもこの感じを捉えられるようになるとものすごく楽しい釣りになることも間違いなし

コレコレ…キターな感じ?

なにそれ?

とにかく嘘じゃないよ!

騙されたと思ってルアーとタックル揃えて遊びに来てね(^^)

 

ではReal実績のあるルアーとは?

最新ヒットルアーでも紹介してますが

樹脂系のバイブレーションは、バスディー・レンジバイブ90ES(最近入手困難との噂も)
*うちに在庫たくさんあるよ~って釣具屋さんからの情報もお待ちしてます!

Bassday(バスデイ) ルアー レンジバイブ90ES M-240 コノシロ.

Bassday(バスデイ) ルアー レンジバイブ90ES M-240 コノシロ.

1,762円(04/20 00:32時点)
Amazonの情報を掲載しています

メタル系のバイブレーションは、コーモラン・プライアル

PRIAL(プライアル) SALT WATER メタルバイブ グロー 26g

PRIAL(プライアル) SALT WATER メタルバイブ グロー 26g

580円(04/20 00:32時点)
Amazonの情報を掲載しています

後は、あまり紹介したくないんですが↓実は、メタルバイブイチオシ!
*私は、メタル系バイブはこれしか使ってないと言っていいほど多用してます

更に最近では、↓をメインに使用してます(2022/07/03加筆)

バイブレーションは、樹脂系とメタル系のどちらかがあればよいのではなく必ず両方用意することが大事!

またバイブレーションは、根がかりや丸呑みで切られたりとか慣れてないとキャスト切れすることも多いので結構な消耗品

可能な限り多く用意したほうが安心

目標は、レンジバイブ3個(可能なら5個)+上記5個セットメタルバイブ1セットは、準備しよう!

 

最後にここまで与太話に付き合ってくれた方へ耳寄りなプチ情報!(本当は、公にしたくないんだけど…)

いずれのバイブレーションも箱出しそのまま使うのはNG!

購入したら必ず(必ずです!)やってもらいたいのが

フック(針)を変えること!!!

最初に装着されているフックは、1サイズ大きい

どのバイブレーションも#8フックに変更する

細かいことは割愛するが、こうすることで抜群に釣れるバイブレーションに変化すること間違いなし(バイトは、3倍増えるよ)

ちなみに私は、最初についてるフックののままで使っていると全く釣れる気がしない…

可能であればスプリットリングも1サイズ小さくすると尚良し!

あとレンジバイブは、ルアーの結節にスナップ使用するなら(殆どのアングラーは使用してると思うが)ラインアイのスプリットリングは、必ず取り外すとこ

 

以上

今現在、この時期特有の大型ラッシュが続いてます

ただこの状況は、例年の感じを見ていると長くは続きません

おそらく最長で今月一杯(そこまで持つかな~)

って感じです

体験したい方は、なるはやで遊びに来てください

終わった頃に「大きいの狙いたんだけど~」とか言われてもね…

ちょっとここらで1ポイントアドバイス バイブレーション編 Vol.2

を組みだけでもとりあえずOKかな~? できればハンドルも変えたいけどね 後は、圧倒的に飛距離が落ちる(でもバックラッシュは減る)が↓も改造の手間いらずでそのまま 続きを読む →

ちょっとここらで1ポイントアドバイス バイブレーション編 Vol.1

バイブレーションゲームと言うと、投げて巻くだけの簡単なゲームという印象を持ってる方が多いのでは?

確かに間違いでは無いかもしれません

が、

一概にそうとも言い切れません

なぜそういった言い回しになるのか?

まずは、穴撃ち等のストラクチャー撃ちに比べれば比較的オープンなポイントで釣りをすることが多いのでキャストが楽だからだろう

次に適当に投げて巻いていれば釣れてしまう状況も数多くあるからだと思う

しかし、

本当にそうなのだろうか?

適当にキャストして適当に「ガー」っと巻いていれば釣れている時に、もっと色々な状況をもとにキャスト方向、キャスト距離、バイブレーションの種類、沈める量(カウント)、巻き感(スピード等)を考えながら釣りをすればもっと釣れるはず

そうでないとちょっと状況がシビアになった途端全く釣れなくなってしまう

ここ数日バイブレーションゲームでランカークラスを含めて大型ラッシュが続いています

ですが決してイージーな釣りではなくかなりシビアな状況(渋いでは無く、繊細な状況という意味)にこの魚を手にできるアングラー、全く手が届かないアングラー

両極端に結果が分かれている状況…

 

多くのアングラーは、このシビアな状況になった時に釣れないと単純にこのポイントは、魚居ない(魚釣れない)となってしまう

本当は、きっちり釣りをすると結構イレグイに近い状態でもだ…

なぜこういったことが起こるのか?

バイブレーションの釣りを「ナメてる」からにほかならない

ナメてかかると手痛いしっぺ返し(釣れない)を食らうことになる

では、どうしたらもっと釣れるようになるのだろうか?

 

バイブレーションゲームにとって最も重要な要素は何か?

まず先にも書いたが、バイブレーションゲームにとって大事な要素とは?

  1. バイブレーションの種類
  2. タックル
  3. キャスト(方向、距離)
  4. レンジ
  5. 巻き(リトリーブ)

がある

その中で最も重要なのは、「巻き」である

他の要素も大切なのは、間違いないが他の要素はすべて「巻きを整える」ために存在する

「巻き」とは何か?

当然リールを巻いてルアーを泳がすこと

ここで大事なのは、リールを巻くスピードではなくルアーが移動するスピードである

最終的には、ルアーが移動するスピード=バイブレーションの巻き感(ブルブルする感覚)ということ

バイブレーションの巻き感には、「釣れる巻き感」が存在する

この「釣れる巻き感」を出来るだけ長い時間一定にキープできるかどうかが重要

「釣れる巻き感」は、季節(水温)や場所(シチュエーション)によって変化する

もちろん使用するバイブレーションによっても変化する

この「釣れる巻き感」とは、一体どんな感じなのか?

こればっかりは、言葉で説明することが非常に困難

非常に弱いブルブル感から強いブルブル感まで色々試し体感するしか無い

単純に言ってしまえば、弱いブルブル感=リールを巻くスピードは遅め、逆に強いブルブル感=同早め

ということになる

これにプラスして潮の流れや船の移動(ボートのからの釣りの場合こっちのほうが影響が大きい)によってリールを巻くこと以外にルアーを引っ張ってしまう要素が加わるため一概に早い、遅いでは言えない部分がある

この影響を少なくするためにキャストする方向や距離が重要になる

特にオープンウォーターでこのゲームをすると360°どこに投げても良いと思っているアングラーが非常に多い

実は、これが「釣れる巻き感」を長時間一定にキープするために非常に重要!

「釣れる巻き感」を長時間一定にキープ出来るようにするためのキャスト方向には、ある一定方向しか無い

またこの巻き感探しに非常に重要になるのが、タックルにある

今日は、長くなってしまったので続きは明日ということで…

明日は、タックルに関して考えます

「穴撃ち」記事をお引越し

過去のブログ(アメブロ)から2017年に投稿した穴撃ちに関する記事を引っ越しました。
*穴撃ちの歴史についての投稿です。

現在穴撃ちが非常に楽しいシーズンに突入中なので天気が悪く釣りにも行けずに暇を持て余して時間のある方は、最初(一番下)の投稿から読んでください。

穴撃ち新世代 Generation5 Vol.02 *Newオリジナルロッド詳細1*

*以下 2018/01017に旧ブログ(アメブロ)にて投稿した内容を引っ越しました

前回「Gen4」との違いは、ロッドの進化と話した「Gen5」

今回は、その究極へと進化したNewオリジナルロッド(ベイトモデル)の詳細のお知らせ

 

Gen4で8フィート台へと変化した長さは、当然そのまま踏襲

Gen4ロッドとの決定的な違いは、陸っパリロッド流用では、無く完全専用設計だということ

8~8.6の陸っぱりロッドのメインステージは、陸っパリだけあってフラットなオープンでロングキャストが主流

しかしボートシーバスは、オープンエリアもあるがそのステージの半分以上は、やはりストラクチャー(穴含む)になる

オープンウォーターで遠投と中近距離のストラクチャーでは、当然求められるスペックは変わるのだ

スペック上で大きく変わるとことは、テーパーデザイン

これまでにGen1から解説してきたようにスロー寄りになればキャストしやすく、ファースト寄りになれば難易度は上がるがシャープ&アキュラシーが上がる

しかしあまりファーストテーパーに振りすぎると近距離ストラクチャー撃ちには、良いが遠投がしづらくなる

遠投がしづらいということは、穴撃ちも通常の距離なら問題ないが本気の奥までキャストしようとすると難しくなる

そこで8フィート台という長さを存分に生かしキャストしやすくアキュラシーも上がるギリギリのテーパーデザインを追求

現在調整中のプロトで4本目

実際には、Gen4時代に試していた陸っパリロッドも含めれば8本…

ようやく理想にほぼ近いところまできた!

 

ティップは、とても繊細でスキルがあれば8gからキャスト可能

通常でも10gから穴撃ちOK

しかもその繊細なティップは、穴撃ちで多用するジグヘッドのフックアップ率が格段に向上

なのに

35gのバイブレーションがフルキャストできる(テストではジョインテッドクロー178までキャストしてる)バットセクションを備え持つ

その繊細なティップから強靭なバットまでが極端に曲がるのではなく過重に応じてスムーズに曲がっていく不思議なテーパー(曲がるファーストテーパー)

その不可能とも思えるテーパーを可能にできるのが8フィート3インチという今までの常識的なボートシーバスロッドでは、考えられない長さだ

これは、6~7フィート台じゃ絶対出来ない芸当だ

 

そもそも常識ってなんだ?

「ボートシーバスには、8フィート台では長すぎる」

って多くのボートシーバスアングラーは、考えてるのではないかな~

これが常識なのか?

なぜ?

昔から言われてるから? みんなが言ってるから? 釣具屋さんで言われたから???

じゃあ、そう言ってるアングラーも含めて本気で8フィート台のロッドでボートシーバスにチャレンジしたことある人いる?

言ってるだけで実際には、やりもしないでそう言ってるだけなんじゃないかな~?

本気でチャレンジしてそう言ってるならそのアングラーは、よっぽどのポンコツだよね…

って言うのは言い過ぎだけど実際に本気でやってみればすぐにわかる

簡単に穴撃ちが出来て、当然オープンでのロングキャストまで出来てバラシは、激減!しかも体は、確実に楽(疲労激減)なんだから…

(偉そうに言ってるけど、自分自身これに気づいたのは、ここ1~2年の話なんだけどね)

しかも基本キャストウエイトは、ベイトモデルで10~40g(ジギングは、100g超でもOK)

ミノーやワームでの穴撃ちを含むストラクチャー撃ちからオープンでのミノーやバイブレーションの遠投、40~80gのメタルジグ使用したをジギングまでOK!

ベイトタックルが必要な釣りは、これ1本で全部OK(ビッグベイトは除く)
*スピニングモデルとビッグベイト対応ベイトモデルも別途リリース予定あり

ボートシーバスに必要な要素は、従来のボートロッドを完全に凌駕

 

過去のボートシーバスロッドは、ボートシーバスロッドにあらず

ライバルは存在しない

なぜなら、このロッドがこの世で唯一のボートシーバスロッドになるから…

 

 

しかしロングロッドの唯一の弱点

長いゆえの収納(T_T)

8フィート3インチの1ピース

考えただけで邪魔

釣り車が1BOXカーであれば、持ち運びは問題ないと思われるが

ひとたび車から降ろし家に持ち帰ろうもんなら天井にぶっついて立てることもできない

そもそもこのロッドは、自分だけ楽しめればいいや!ってことで作り始めたロッド(販売することは考えてなかった)

なので収納のことは、一切考えていなかった
(私自身車が釣り道具入れなので車からロッドを下すことは、めったにないから)

しかし作っていくうちにあまりにも良いものが出来てきたのでお客さんにも使ってもらいたい

というよりこのロッドじゃないと出来ない世界が多くある

それをRealで実現してもらうためには、このロッドを使用してもらう必要があるのだ

あとは、これまでにかかった開発費(数十万円)を少しでも回収したいのもあるし…(-_-;)

そこで完全オリジナルブランク作成しオリジナルロッドとして販売することに決定!

8フィート3インチは、そのままにグリップジョイント仕様

仕舞寸法7フィート

これなら今までJJC-Tを使っていたアングラーなら全く問題ないんじゃないかな?

 

少量の完全限定生産になる予定

しかも今回1発限りで追加生産は、無し

気になる方は、この機会にぜひ手に入れてください

これを逃すと永久に入手不可能
*2021/06/19現在 完売です。次回生産の予定は、基本的にありません。

 

入手方法や金額等の詳細は、また次回

近いうちにお知らせします

 

お楽しみに~!

*以前のブログでは、以降も続くのですがこれ以降は、オリジナルロッドの販売に関する記事になりますので続きは、転載しませんのでこれにて終了です。

穴撃ち新世代 Generation5 Vol.01 *新章スタート!*

*以下 2017/12/20に旧ブログ(アメブロ)にて投稿した内容を引っ越しました

穴撃ち新世代 新章スタート!

 

ついに今回から「Gen5」が始まる

「Gen4」と「Gen5」の決定的な違いは、究極のボートシーバスロッドへの進化だ

何が究極なのか?

 

まずボートからのシーバスフィッシングにおいて重要なことがある

それは、ボートシーバスというある意味特殊な環境とも密接な関係がある

特殊な環境とは・・・

それは、比較的小さいボートから2~3人で同時にキャスト(釣り)をすることだ

バスボートからバスフィッシングをする際は、あの広いフロントデッキを独り占めまたは、レンタルボートで1人で釣りをすることが多いのではないだろうか?

ところがボートシーバス(特にガイド船チャーター時など)は、マイボートでもない限り1人で釣りをするという機会は、比較的少ないのではないだろうか?

この2~3人で同時に釣りをするというのがとても曲者

この時点でサイドハンドやバックハンドといったキャスティングは、安全上の観点から基本的にはNGになる

交代交代で釣りをするという方法もあるが効率的ではない

まあ、仮にサイドハンドやバックハンドができる状態でもそれでできる穴撃ちなんてレベルが低い…

 

ということでボートシーバをやるうえで一番重要なのは、2~3人で同時にかつ安全に釣りができることということになる

これを大前提でロッドを中心としたタックル選びが大切だ

しかし安全性だけを重要視しても高いレベルでの釣りが出来なければ意味がない

しかもそれが出来る限り簡単に

結果究極のロッドとは・・・

2~3人で同時にかつ安全高いレベルの釣りが簡単に出来ること

まさに理想のボートシーバスロッドだ

 

果たしてそんなものが出来るのか?

出来るんです

いや、出来たんです

 

その詳細は?

近日中に発表します

お楽しみに(^_^)/~

穴撃ち新世代 Generation4(Gen4) Vol.10

*以下 2017/04/26に旧ブログ(アメブロ)にて投稿した内容を引っ越しました

時代は、すでにGen4からGen5へと着々と進んでおります

前回から随分とご無沙汰しておりますので少しおさらい…

8フィート台へと超ロング(ボートとしては)化したGen4だったが、当たり前といっては当たり前なのだがボート用に特化した超ロングロッドは、存在しない

当然ながら使用するロッドは、ショアシーバス用に作られたロッドを流用するしかない

私自身も最初に試したのは、シマノのショアシーバス用8’6”のベイトロッドだった

これまでにも書いてきたが当初は、穴撃ち用として使い始めたわけではなかったのでそれでよかったのだが…

ひょんなことから穴撃ちで使うこととなりそれが思っていた以上に扱いやすいことに驚いた

それからというものもっぱら穴撃ちは、超ロングロッドがメインになってしまった

それがGen4の始まりだった…

しかし、やりこんでいくうちに何か物足りない思いが頭の中をかすめるようになってきた

それが時間を追うごとに明確なビジョンとして頭の中に完成してきたのだ

そうなると人間の欲は、とどまることを知らない

日を追うごとに頭の中のビジョンを具体化したい欲求にかられることとなる

そこでふと思い出したのがGen2からGen3へと進化したきっかけだった「G・Loomis」ブランク

あのイメージでGen4を進化させることは、出来ないだろうか?

そこで白羽の矢を当てたのは、G・Loomisの創始者ゲーリー・ルーミス率いる現代のG・Loomisともいえる「ノース・フォーク・コンポジット」のブランクである
*そこにたどり着いたきっかけは、前回参照

ノース・フォーク・コンポジットのブランクもG・Loomis同様にカーボン素材のみで作り上げるブランクにもかかわらずカーボン素材そのものやブランクの厚さとテーパーデザインで絶妙にコントロールされる曲がりとパワーは、マジックともいうべきブランクだ

当然カーボンのみで作られるブランクは、軽量に仕上げることができ、その軽さからは、想像できないパワーが存在する

しかしながらパワーがあるからと言って「ガチガチ」なロッドでも無く、むしろちょっと柔らかいんじゃない?って感じるほどしなやかに仕上げることもテーパーデザインと厚さのコントロールで可能なのだ

ただ困ったことにこの厚さとテーパーデザインの組み合わせは、ある意味無限大

この無限大の組み合わせの中から奇跡の1本を探さなければならない

だがそれは、20年以上に渡り様々なロッドをボートで使用し数社に渡りボートシーバス用ロッドをプロデュースしたりオリジナルロッドを作成してきた経験がある

その20年の集大成としてその奇跡の1本を探し出す

それがGen5完成へとつながる…

次回からは、「穴撃ち新世代 Generation4」改め「穴撃ち新世代 Generation5」へと新章スタートです!

穴撃ち新世代 Generation4(Gen4) Vol.9

*以下 2017/09/22に旧ブログ(アメブロ)にて投稿した内容を引っ越しました

穴撃ち新世代もついにGen4.5に突入し

Gen5が完成しつつある

この先からは、いまだ未完のGen5までの過程をお伝えしていこう…

 

Gen4からの進化でまず思いついたのは、テーパーデザイン

Gen2からGen3への進化と同様にスロー気味なGen4ロッドをファーストテーパーにしたらもっと凄いことになるんじゃないか?

そんな疑問から何とかして試してみたくなった

 

試すとは、言うもののそう簡単にブランク新設計とは、いかない…

何しろお金が大量にかかる

まずは、既製品のブランクの中から丁度良さそうな物をセレクトするところから始める

膨大なブランクメーカーの更に莫大な種類のブランクから1本をみつけなければならない

と、ある偶然から1つのブランクメーカー代理店と10数年ぶりに再開

そのブランクメーカーとは、もともと私もお気に入りだったアメリカンブランクメーカーのG・Loomisの血脈を受け継ぐノースフォークコンポジットだった

シーバスしかやらないアングラーには、あまり馴染みはないかもしれないが、それなりのバスアングラーならよく知ったブランドだ

特徴は、とにかく強靭でハイパワー

それでいて軽量ときている

良くも悪くもアメリカンバスロッドである

なぜにアメリカンブランクがお気に入りなのかというと…

ボートシーバスに超ベストマッチだからだ

既存のバスロッドの中にも琵琶湖の巻物の釣りに適したアイテムは、アメリカンブランド物が多く存在している

そしてこの琵琶湖の巻物の釣りに適したロッドは、シーバスにも適していることが多い

このことからもアメリカンブランクは、シーバスによく合うのことがよく分かる

話が横道にそれてしまったがそういった経緯でノースフォークコンポジットのブランクから探すこととなった…

次回は、試作へと続く

穴撃ち新世代 Generation4(Gen4) Vol.8

*以下 2017/09/12に旧ブログ(アメブロ)にて投稿した内容を引っ越しました

いよいよ終わりが見えてきた「穴撃ち新世代 Generation4(Gen4)」

今回は、「穴撃ち新世代 Generation4(Gen4) Vol.8」

Gen4の更なる進化

究極へと進化したGen4ではあるが

慣れてくるにしたがい「もっと何かできるんじゃないか?」と探求心がモヤモヤとわいてくる

何か

とは、いったい何だろう?

半年以上Gen4ロッドで穴撃ちにとどまらず、ロングキャストの探求や汎用性等をいつも頭に入れながら使い込んだ

結果

Gen2時代からGen3に進化したと同じ進化をGen4でしたらどうなるのか?

どういうことかと穴撃ちロッドの進化の歴史を振り返ると…

Gen1:サイドハンドやバックハンド多用の極端に短いロッド

Gen2:フリップキャストへと進化し良く曲がる弱めの6ft台のスローテーパーへと変化

Gen3:フリップからプレスキャストへと進化に対応するため少し強めのファーストテーパーになり7ft台へと少しロング化

Gen4:強くてもよく曲がるようにスローテーパーで8ft台へとロング化しフリップからプレスまで幅広く対応

よく見るとGen4ロッドは、Gen3ではなくGen2ロッドの進化バージョンということが分かる

なのでGen4ロッドへと移行したらGen3ロッドは、不要なのか?

というとそうでもない

Gen3ロッドにはショートディスタンスでの穴撃ちや細かいロッドアクションが必要になる釣りには、あると非常に便利

であるならGen3ロッドを進化させたら???

Gen3+Gen4

両方のメリット併せ持ちのロッドは、出来ないのだろうか?

それが今開発中のGen4.5ロッドだ

簡単に言えば、7ft台だったGen3ロッドをさらにロング化し8ft台へと

Gen1

Gen2→Gen4

Gen3→Gen4.5(開発中)

といった具合だ

ただ8ft台のファーストテーパーでシーバスルアーウエイトに適した既製品は、ほぼこの世に存在しない

ならば作るしかない

ということで、今年7月から少しずつ進めてきた

これが完成すればGen5の完成だ

実は、この連載の2回目と3回目の間が空いてしまった理由は、ここにあった

連載開始当初からあったモヤモヤが連載中にあることがふと持ち上がりこのGen5へと進化するかもしれないアイディアが思い浮かんだのだ

現在開発中のGen4.5(完成したらGen5)ロッド

次回からは、この開発過程から今に至るまでをお知らせしていこう

Gen5完成なるか?