穴撃ち新世代 Generation4(Gen4) Vol.3

*以下 2017/08/15に旧ブログ(アメブロ)にて投稿した内容を引っ越しました

穴撃ち新世代 Generation4

Vol.3は、穴撃ちの歴史…第3世代(Gen3)です

第3世代になり第2世代より更なるパワーが要求されることとなったロッドだが

その時代、それに適応したロッドは存在せず私は、どうしたか?

オリジナルロッドという暴挙に出た…

飛距離が要求されるようになると、どうしてもモアパワーになる

しかし、そのモアパワーを扱えるようにテーパーもファーストテーパー化し、しかもロング化してくる

具体的に作っていたロッドは↓

ベイトロッドは、68C、69C、70C、72Cの4アイテム

スピニングは、611S、72Sの2アイテム

ベイトの68Cおよび69Cに関しては、ショートグリップだったため実際の有効長は、通常の7~72程度の長さが確保されていた

今現在でもティムコJJC-Tシリーズを除けば異例の長さである

これを15年前に作っていたのだからまあ世の中には、全く理解されなかった…

では、なぜロング化していくこととなるか?

実際に長くする前提で作っているのではなく

強いファーストテーパーをきっちり曲げやすくするために長くなってしまった

というのが正しい理由

短くて強いロッドが曲がりにくいのは、釣りをそこそこ経験しているアングラーならすぐに想像できるだろう

その曲がりにくいロッドの調子と強さをそのままでロング化すればするほど曲がりやすくなることも想像に容易いはずだ

ということで第3世代のロッドは

7フィート前後のファーストテーパーへと進化した

そして、このオリジナルロッドを市販化しようと出来たのが

ティムコJJC-Tシリーズ

ただ、初期のころはオリジナルが正直あまりにも世間に受け入れられないスペックだったため少し一般向けにするために6フィート台中盤~後半のスペックとなった

しかし、これがJJC-Tシリーズが難しい(より上級者向け)ロッドとなってしまった

当初のシリーズのほうがアイテム数が多かったのも難しいロッドを使いやすくするためにルアーに応じて細分化する必要があったためだ

シリーズも後期モデルになるころには、ロングロッドも世に浸透しつつあり7フィート台へと進化した

こうすることで1本1本がより多くのルアー(ウエイト)に対応することができるようになりアイテム数を減らすことができた

さらに扱いやすさも格段にアップすることとなり中級者以上であれば扱いきれるようになったのでは?

もちろん上級者にとっても全くと言ってよいほど不満はない

こうして第3世代に入り第2世代から大きくロッドが変化したが

ここで実は、ロッド以上に重要な変化があったのだ

第3世代の最も重要な変化が・・・

 

次回は、この重要な変化についてを語るとしよう



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