穴撃ち新世代 Generation4(Gen4) Vol.7

*以下 2017/09/07に旧ブログ(アメブロ)にて投稿した内容を引っ越しました

穴撃ち新世代 Generation4(Gen4) Vol.7

Gen4でロングロッドになって飛距離だけでない驚きの事実とは??

それは

穴撃ちが簡単になったのだ!
*ここ重要

では、なぜ簡単になったのだろうか?

これには、偶然ともいえるかもしれないが従来の陸っぱりロッド(特にベイトモデル)は、全体的にスロー気味なテーパーのロッドが多い

そうGen2時代のロッドを思い出してみてほしい

6ft台のスロー~レギュラーテーパーだった

この時代のロッドは、飛距離が出ない代わりに比較的キャストしやすいロッドだった
*今でも穴撃ち初心者には、こ頃のロッドに近いロッドが練習にはお勧めだ

本来(特にベイトロッド)は、ファーストテーパーよりも少し柔らかめでスローに近いテーパーのほうがロッドにルアーの重さを乗せやすい(ロッドを曲げやすい)のでキャストしやすいのだ

だがこれでは、ロッドのパワー不足で飛距離の限界が低いところで止まってしまう

飛距離不足を補うために単純にロッドのパワーをアップさせてしまうとキャストしにくくなる

これを解決するためにGen3時代は、ロッドのパワーを数段上げて少し長くし(7ft台)ファーストテーパーに変化しキャストスタイルも変化した

このことでこの時代のロッドは、飛距離を出すことができる代わりにGen2時代よりも高いスキルが要求されるようになったため難易度があがってしまった

ところが

Gen2時代のキャストしやすさでGen3時代の飛距離を実現する方程式があったのだ

それは…

強くてスローなテーパーのロッドを長くしちゃうこと

こうすることで曲がらなかったはずの強くてスローテーパーで短いロッドをそのまま極端に長くしちゃうとテコの原理で同じ強さのロッドが簡単に曲がっちゃうようになるのだ

例えば爪楊枝で考えれば分かりやすいんじゃないかな

一般的な爪楊枝のをそのままの長さで端と端をつかんで曲げれば簡単に折れるまで曲げることができるよね

でも半分の長さに(短く)してから同じことをしようとすると半分になる前と同じ硬さなはずなのに途端に折るのが大変になるよね

ロッドもそれと同じ

爪楊枝の端と端がロッドだとグリップと竿先にぶら下がったルアーだと思ってもらえばいい

元々「簡単に曲げられるロッド」=「簡単にキャストできるロッド」なのだから簡単に飛距離が出せちゃうことになる

厳密にいえば、もっと色々な要素や要因があるのだが概ねそんなところだろう

これがGen4になって穴撃ちが簡単になった理由だ

しかもGen2時代のロッドでは、パワー不足で対応しきれなかったプレスキャスト(元々このキャストに対応させるためにGen3ロッドが出来た)がスローテーパーのロッドにもかかわらずパワーが増したことで十分対応可能となった

このことからGen4ロッドは、フリップキャストでもそこそこ飛距離を出せるようになっただけでなくプレスキャストで更なる飛距離アップを果たせるようになった

こうして穴撃ちもGeneration4まで進化しいよいよ完成に達したか?

と思えたが

いやいや人間の欲は、そんなもんでまだまだ満足できない?

ここまで来たらとことん行っちゃおうってことで更なる進化を目指して研究中

ここから何を進化させるのか?

いよいよ「穴撃ち新世代 Generation4(Gen4)」も終わりが見えてきた

 

次回は、Gen4の更なる進化について…

もう少しで終わるからあとちょっとだけ変人に付き合ってね!

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