穴撃ち新世代 Generation4(Gen4) Vol.10

*以下 2017/04/26に旧ブログ(アメブロ)にて投稿した内容を引っ越しました

時代は、すでにGen4からGen5へと着々と進んでおります

前回から随分とご無沙汰しておりますので少しおさらい…

8フィート台へと超ロング(ボートとしては)化したGen4だったが、当たり前といっては当たり前なのだがボート用に特化した超ロングロッドは、存在しない

当然ながら使用するロッドは、ショアシーバス用に作られたロッドを流用するしかない

私自身も最初に試したのは、シマノのショアシーバス用8’6”のベイトロッドだった

これまでにも書いてきたが当初は、穴撃ち用として使い始めたわけではなかったのでそれでよかったのだが…

ひょんなことから穴撃ちで使うこととなりそれが思っていた以上に扱いやすいことに驚いた

それからというものもっぱら穴撃ちは、超ロングロッドがメインになってしまった

それがGen4の始まりだった…

しかし、やりこんでいくうちに何か物足りない思いが頭の中をかすめるようになってきた

それが時間を追うごとに明確なビジョンとして頭の中に完成してきたのだ

そうなると人間の欲は、とどまることを知らない

日を追うごとに頭の中のビジョンを具体化したい欲求にかられることとなる

そこでふと思い出したのがGen2からGen3へと進化したきっかけだった「G・Loomis」ブランク

あのイメージでGen4を進化させることは、出来ないだろうか?

そこで白羽の矢を当てたのは、G・Loomisの創始者ゲーリー・ルーミス率いる現代のG・Loomisともいえる「ノース・フォーク・コンポジット」のブランクである
*そこにたどり着いたきっかけは、前回参照

ノース・フォーク・コンポジットのブランクもG・Loomis同様にカーボン素材のみで作り上げるブランクにもかかわらずカーボン素材そのものやブランクの厚さとテーパーデザインで絶妙にコントロールされる曲がりとパワーは、マジックともいうべきブランクだ

当然カーボンのみで作られるブランクは、軽量に仕上げることができ、その軽さからは、想像できないパワーが存在する

しかしながらパワーがあるからと言って「ガチガチ」なロッドでも無く、むしろちょっと柔らかいんじゃない?って感じるほどしなやかに仕上げることもテーパーデザインと厚さのコントロールで可能なのだ

ただ困ったことにこの厚さとテーパーデザインの組み合わせは、ある意味無限大

この無限大の組み合わせの中から奇跡の1本を探さなければならない

だがそれは、20年以上に渡り様々なロッドをボートで使用し数社に渡りボートシーバス用ロッドをプロデュースしたりオリジナルロッドを作成してきた経験がある

その20年の集大成としてその奇跡の1本を探し出す

それがGen5完成へとつながる…

次回からは、「穴撃ち新世代 Generation4」改め「穴撃ち新世代 Generation5」へと新章スタートです!

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