その1からの続きです
さてウエイト調整ですが、私も以前は貼り付けウエイトメインで調整していました
ただ貼り付けウエイトも2mm厚の鉛板に強力両面テープで自作して貼り付けてました
しかし現場で微調整が頻繁に必要になるこの釣り(頻繁に微調整してない方はアウト!ですよ)
一旦貼り付けてしまうと足す分には、少しだけ追加すればよいのだがちょっとだけ減らしたいときが大問題
一度貼り付けたものからちょっどだけ減らそうと思うと現実的には不可能に近い
ナイフ等で削れば可能だが、非常にやりにくい…
そこであらかじめ少し軽めに貼り付けウエイトを貼って現場でウエイトを追加することに変更
その追加ウエイトは?
「ナス型おもり」です

あくまで小洒落たタングステンとかでなくエサ釣りコーナーで売ってる普通のナス型おもりです
これを必要に応じた位置のフックアイにスプリットリングで取り付ける
ナス型オモリは1号3gちょっと
なので1号、2号、3号と3種類用意しておけば、かなり幅広く更に細かく調整できる
更に1号じゃまだ軽い、でも2号じゃ重すぎる…
ってことが当然起こり得る
というか厳密に調整すると必ず起こる現象
では、この場合どうするか?
1号と2号で迷う場合は、2号をセット
当然これだと重すぎる
ここから鉛のナス型オモリの真骨頂!
2号のおもりを切って微調整するんです
もちろんラインカッター等では切れないのでニッパーや強力バサミを調整用に準備しておく
ちなみに私は、錆びないようにステンレスの強力バサミ↓を携行している
*このハサミ使いやすくておすすめですよ
これでバツバツ切ることが出来る
*タングステンは、絶対切ることは出来ませんのでご注意!
万が一切りすぎちゃってもそこは、安価なナス型おもり
新しいのをつけても惜しくない
もちろん一旦切っちゃったウエイトも再利用が出来るので捨てずにとっておこう!
こうすることで簡単に微調整できちゃうんです
以前は、メインになるウエイトは貼り付けて、微調整用にナス型おもりを使用していた

そして更に最近では、メインに貼り付けるウエイトも全部やめて全てナス型おもりぶら下げで対応してる

だって3号2つ付けたら約20gですよ
これで300mmクラスのジャイアントベイトならほぼほぼ対応可能です
ただしこれは、あくまでトリプルフックを外しヘッドショットシステムになってるのが前提ですからね…
ところで話が少し戻りますが、なぜトリプルフックは必ず外すのか?
についてですが、ヘッドショットシステム+一番前のフックアイにトリプルフックをセットするとヘッドショットのフックが口にかかるとトリプルフックが魚体に刺さり重たいジャイアントベイトがロックされることでバラシが激減する
*経験済み
ともすれば良いことのように思える
が
そこそこの大きさの魚になるとこのトリプルフックが刺さる位置が大問題
察しの良い方は想像できたと思うが
そう
エラの付け根(左右のエラが腹側でつながっている部分)に思いっきりめり込むように刺さる
とどうなるか、説明しなくてもわかりますよね?
もう大惨事です
*経験済み(その時のお魚さんごめんなさい)
釣りをしている限りの最大限のダメージを魚に与えてしまう
もちろんいくらキャッチ&リリースと言っても口やその周りに針を掛けていること(魚に傷をつけること)には変わりない
とはいえ、そこは大人なんですから命がけで戦ってくれた魚に敬意を払い可能な限り最小限のダメージに留めたいと思いませんか?
といった理由で私自身は、ジャイアントベイトに絶対トリプルフックを追加することはありません
まあ、魚のダメージなんて気にせず「取れればいいんだ」って言う未成熟なアングラーがやる釣りじゃないよね
とまあ話が前後しましたが次回は、可動部の調整です
これに関しては、近いうち必ず公開しますのでお待ち下さい!
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